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2024年11月19日、ブラジルのリオデジャネイロで主要20カ国・地域首脳会議に参加したバイデン米大統領=ロイター

 バイデン米大統領は20日、誕生日を迎えて82歳となり、現職米大統領としての最高齢を更新した。大統領選ではバイデン氏の高齢問題が、民主党の敗北の一因にもなった。党の立て直しに向けて、次世代のリーダーを探る動きも始まっている。

 ハリス副大統領やオバマ元大統領らは20日、バイデン氏の誕生日を祝うメッセージをX(旧ツイッター)に投稿した。だが退任まで2カ月となり、バイデン氏の存在感は乏しいものとなっている。

 前日まで訪問していたブラジルでも、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で指導力を見せる場面は少なく、恒例の記者会見もしないまま帰国の途に就いた。

次世代のリーダーは誰か 「反トランプ」からの脱却も

 大統領選に敗れた民主党では…

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